日本人なら一度は行きたい「お伊勢参り」。
わたしも大好きな神社のひとつで何度か参拝しているのですが、行くたびに心がすっきりする不思議な場所です。
日本の最高神が祀られている場所なので、せっかくなら正しい参拝マナーを知ってお参りしましょ。
伊勢神宮とは
「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれる伊勢神宮は、正式には「神宮」といいます。
神宮には、皇室の御祖先の神と仰ぎ、私たち国民の大御祖神として崇敬を集める天照大御神をお祀りする内宮(皇大神宮)と、衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神をお祀りする外宮(豊受大神宮)を始め、14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があります。これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。引用:伊勢神宮
参拝順と祀られている神様
外宮
①正宮(豊受大御神)
②多賀宮(豊受大御神荒御魂)
③土宮(大土乃御祖神)
④風宮(級長津彦命・級長戸辺命)
⑤下御井神社
内宮
①瀧祭神(瀧祭大神)
②正宮(天照坐皇大御神)
③荒祭宮(天照坐皇大御神荒御魂)
④風日祈宮(級長津彦命・級長戸辺命)
⑤神楽殿
⑥子安神社(木華開耶姫命)
⑦大山祇神社(大山祇命)
正しい参拝の仕方
参拝の作法(二拝二拍手一拝)
深いお辞儀を「拝」といい、手を打ち鳴らすことを「拍手」といいます。
拝も拍手も古来から行われる敬礼作法です。御神前では「感謝の心」、「おかげさまの心」を捧げてお参りください。
①神前に進み姿勢を正します。
②背中を平らにし、腰を90度に折り、2回深いお辞儀をします。
③胸の高さで両手を合わせ、右指先を少し下にずらします。
④肩幅程度に両手を開き、2回拍手を打ちます。
⑤ずらした指先を元に戻し、最後にもう1回深いお辞儀をします。
手水の作法
手水では手を洗い、口をすすぎます。手や口を洗い清めることは禊を簡略化した儀式です。
①右手で柄杓を持ってたっぷりと水をくみ、左手を清めます。
②柄杓を左手に持ち替えて、右手を清めます。
③再び柄杓を右手で持ち、左手で水を受け、口をすすぎます。この時、柄杓を直接口につけないように注意してください。
④改めて左手を清めます。
⑤残った水で柄杓の柄を洗い清め、元に戻します。
引用:伊勢神宮
参拝時の注意点
外宮は左側通行、内宮は右側通行
はっきりとした理由はわからないそうなのですが、参拝前にお清めをする御手洗場みたらしが内宮は右側、外宮は左側であるためそのようなきまりがあるそうです。
橋の前に看板があるので案内に従って歩きましょう。
伊勢神宮でお願い事は禁止
正確には、正宮でのお願い事はできません。正宮は日頃の感謝を伝える場所なので、お願い事は外宮では多賀宮、内宮では荒祭宮でしましょう。
また、本来は外宮・内宮ともに正宮でのお賽銭は禁止されています。そのためお賽銭箱がなく白い布がかけられているのですが、その布を目がけてお賽銭を投げてしまう人が後を絶たないため、禁止ではなくなったそうです。(実際はお賽銭は必要はありません)
伊勢まで来たらぜひ「石神さん(石神神社)」にも
近年、女性の間でブームになっている「女性の願いなら必ずひとつは叶えてくれる」と有名な石神さんが相差にあります。
伊勢から電車をバスを乗り継いで1時間ほどで行くことができるので、伊勢に訪れた際にはぜひ足を伸ばしてみてください♪
石神さんの記事はこちら↓
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