メルハバ !(トルコ語でこんにちは)
世界一周の各国まとめシリーズ第2弾、トルコのカッパドキア。
カッパドキアといえば気球が有名ですね。もちろんわたしもそれが目的で行ってきました。
正確にいうと、カッパドキアっていう地域にあるギョレメという町に滞在したときのまとめです。
それではいってみよ~٩( ᐛ )و
トルコ(カッパドキア)の基本情報
ビザ:90日以内であれば不要
言語:トルコ語
通貨:1TRY(リラ)= 20.4円
※2019年3月現在
宗教:イスラム教
四季:国土が広大なため気候は都市によって異なる。ベストシーズンは5~10月頃。
時差: – 6時間
wifi:ゲストハウスでは問題なく使用可能。空港には無料wifiはありません。
電圧:220V
プラグ:C・B・SE
治安:夜出歩いても問題なし
主な交通手段:ミニバス・ツアー
カッパドキアといえば…?
世界遺産であるギョレメ国立公園とカッパドキアの岩窟群が有名です。
一斉に気球が飛ぶ景色もカッパドキアの名物のひとつです。
わたしは気球を目的としてギョレメに訪れましたが、不思議な形の岩でできた建物が立ち並ぶ街も可愛くて大好きです♡
注意点
ATM情報
Yapi Kredi Bankという銀行のATMは手数料無料です。
DENIZBANKは手数料が7%かかります。高っ。
交通に関して
ギョレメは小さな町なので、街自体は徒歩で移動可能です。
ローズバレーや地下都市などに行く場合はツアーを利用することになると思います。
地下都市に関しては自力で行くことができるのですが、その場合はオトガル(バス停)から出ているミニバスを利用することになります。
ネット規制に関して
Booking.comとWikipediaが使用できませんが、VPNを使えば使用可能です。
費用
ギョレメ(カッパドキア)に滞在したのは2018/3/22〜26の5日間。
宿はイスタンブールより安くてコスパが良かったけど気球が値上がりしててかなりの出費。
それでもこの気球に乗るためにカッパドキアに来たし、その価値はあったと思う。
5日間の滞在費まとめ
・食費: 125.6TRY(3266円)
・観光費:622TRY (16,193円)
・宿泊費:98TRY(2556円)
・移動費:125TRY(3522円)
合計:970.6TRY(25,537円)
※レートは2018年3月時の1TRY=26.7円で計算
食費・物価
・外食:10TRY〜
・カフェラテ:6TRY
・壺ケバブ:35TRY~
合計:125.6TRY(3266円)
※朝食はすべて宿泊料金に含まれていたので、昼と夜のみ
観光費
・気球:€120(=597TRY)
・地下都市デリンクユ:25TRY
合計:622TRY (16,193円)
宿泊費
・Goreme Cave Rooms 1泊 24.5TRY(639円)×4
合計:98TRY(2556円)
移動費
・長距離バス(イスタンブールからギョレメ):80TRY
・ミニバン(ギョレメから地下都市デリンクユ往復):20TRY
・空港バス(ギョレメからカイセリ空港):25TRY
合計:125TRY(3522円)
グルメ
壺ケバブ(Testi Kebabı)
お店:Kebapzade Restaurant
価格:5TRY(910円)
たぶんトルコで食べた料理の中で一番おいしかったであろう壺ケバブ。イスタンブールでも食べれるけど発祥はギョレメなのでこっちの方が圧倒的に安い。確かイスタンブールでは55TRYだった気がする。このレストランもおしいかったけどお金に余裕があるならDibek Restoranに訪れてほしいな。少しお値段が上がるけどお漬物も何種類かつくし味もおいしいし店内の雰囲気もいい。
ボレッキ(Borek)
お店:Nazar Borek & Cafe
価格:10TRY(263円)
パイの中に野菜やひき肉が入っているミートパイのようなもの。ポレッキ専門店っぽいけど少し冷めててあんまりおいしくなかったかなー。リーズナブルだけどこれだけだとちょっと足りない。家族経営っぽいお店。wifiあり。
バクラワ(Baklava)
お店:Oze Coffee
価格:2.5TRY(66円)
たぶんsahar姉さん(オーナー)の手作り。イスタンブールでも食べたけどこっちの方が安くておいしい。お店によってただのシロップみたいなものが出てくるみたいだけど、このカフェのは程よく甘くて食べやすかった。見た目も上品でコーヒーとも合う。
アップルティー
お店:Oze Coffee
価格: 6.5TRY(171円)
名物ではないけどちゃんとスライスして乾燥させたリンゴのお茶でアップルティーっていうよりアップルジュースかと思うくらいリンゴ感があっておいしかったのでご紹介。他のフレーバーティーも同じ感じだったので試してみる価値あり。
観光
気球
参加費:€120(15,531円)
感動が当たり前になって絶景にも感動しなくなっていたわたしですが、この気球体験に関しては大満足。“感動”の一言で表すのは足りないほど胸がいっぱいになりました。
宿へのピックアップ・当日の朝ごはん・飛行・乾杯のシャンパン含んでこの価格。ギョレメにあるツアー会社を何件かハシゴしたけど、宿に斡旋してもらうのが一番安かったので宿泊していたGoreme Cave Roomsで申し込みました。
以前は€100以下で乗れたんだけど、政府が一律料金に向けて動いているらしく2018年の2月から最低料金が€120に制定されたらしい。
1社だけ€110のところがあったけど、いつも予約の空きはなかったし会社名もあまり有名ではないっぽかった。
バルーンカンパニーはたくさんあるけれど、何年か前に気球の落下事故もあったし命に係わることなので値段だけで選ばない方がいいです。
地下都市デリンクユ(Derinkuyu Underground City)
入場料:25TRY(650円)
デリンクユとは別にカイマクル(Kaymaklı Yeraltı Şehri)にもここより規模の小さい同じような地下都市があるけど、ここはツアー団体客が多くてゆっくりできないらしい(友人談)。わたしがデリンクユに訪れた時は団体客はいないし、最終的に個人で来てた他のお客さんもいなくなって「この世界にわたしだけ状態」になれたのでカイマクルよりデリンクユをおすすめします。
宿(ゲストハウス)
Goreme Cave Rooms
1泊:€5(639円)
部屋タイプ:ドミトリー/朝食付き
わたしがギョレメに行った時は最安だったかな?洞窟の部屋ではないけど部屋もバスルームも綺麗だし朝食もついてるし文句なし。
ただドミトリーは女性専用しかないのでそこだけ注意が必要。地下のスタッフの洗濯ルームの横で隅っこにやられた感はあるけどコスパはいいと思う。
宿が気球ツアーも斡旋してくれます(当時最安)。そしてなぜかこの宿のwifiがサンセットビューの丘の上で拾えた(笑)スタッフの対応はまあまあ。
宿泊予約はこちらから
感想
ここカッパドキアを訪れたのは世界一周の旅に出て半年経った時。
最初の頃はすべてが新鮮で楽しかったのに非日常の旅行が日常になってしまって絶景にも感動しなくなってた。
旅への情熱もすっかり冷めてしまっていて念願だったのにカッパドキアに来るのをやめようと思っていたくらい。
でもイスタンブールで出会った人に「カッパドキアは本当におすすめだよ!」と言われて来ることにした。
気球事故があってから飛行に関する規制が厳しくなったようで、ちょっと風が強いと会社関係なく気球は飛ばなくて来る日も来る日もキャンセル。
結局飛ばなくて乗れずに帰ってしまった人もいたけど、わたしは幸運にも移動日の朝に飛んだ。
元々スカイダイビングとか飛行機とか空系のものは大好きなんだけど、すすすーと上がっていく気球はジブリの魔女の宅急便のキキになったような気分になれて最高に楽しかった。
両隣はカップルだったけどイヤホンをして魔女宅のサントラを聴きながら自分だけの世界に入って…思い出すだけで幸せな気持ちになる。
自分が気球に乗るのはもちろん、他のバルーンカンパニーのたくさんの気球を眺めているのも楽しかった。
以前よりは値上がってしまってはいるけど人生で一度は経験していいと思う。
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